【太陽礼拝とは】

ヨガをする多くの人が経験したことがある「太陽礼拝」。

ホンモクヨガでは、「じっくりヨガ」で毎回のように太陽礼拝をおこなっています。

 

太陽礼拝は「型」

太陽礼拝とは、、、１２のポーズを、吸う・吐くの呼吸に合わせてリズミカルに繰り返していく一連の動きです。
体を活性化する合理的な動作の中に、自分を生かしてくれる太陽への感謝が込められた極めて優れた「型」と言えます。

続けることで得られる感覚としては、同じことの中身が深くなるのを感じられること。もう一つは、同じことをしても毎日違う、というのを味わえます。ある意味、矛盾している二つの感覚が両方味わえることで、生活に密着した毎日の作業でも同じ感覚を得ることができます。

「型」を守る「茶道」などにも、通じるところがあるでしょう。

 

筋肉も背骨も使いきるシステム

様々な効果がありますが、今回は筋肉と背骨に焦点を合わせて説明しましょう。

筋肉にフォーカスを当てても、背骨から見ても太陽礼拝の効果は絶大です。

腰や首に負担をかけず、無理なく次のポーズに入れるように順番が考えられ、すべての動きが、次のポーズを行うための準備運動になっています。
さらに、「抗重力筋」がまんべんなく鍛えられます。抗重力筋は、重力に逆らって体を支えるために必要な筋肉。抗重力筋を使うとhappyホルモンのセロトニンが分泌されます。セロトニンが分泌されると、痛みや疲労感が和らぎ、自立神経のバランスが整って心の安定が保たれ、気持ちが前向きになる。
正しい姿勢を保つために最適なエクササイズといえるでしょう。

 

背骨という視点では、前屈・後屈・逆転を繰り返すので、整える効果は絶大。
背骨を整えると、臓器が本来の場所に戻って健康になり、背骨に沿って走る自律神経を含む中枢神経と、ナーディ（エネルギーの通り道）の流れも整います。全身の筋肉をくまなく鍛え、背骨を動かすことによって健やかな体が作られます。

 

太陽礼拝を繰り返し行い、しなやかで活力に満ち溢れた心と体を手に入れよう！

 

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