【ヨガニドラとは】

じっくりヨガ」クラスでは、終盤にヨガニドラのプラクティスをしています。今日はヨガニドラについて。

究極のリラクゼーション法

ヨガニドラとは、シャバアサナの状態で行うガイドのある究極のリラクゼーション法です。その効果は、リラックスにとどまらず、練習を重ねることで、活性をもたらします。

 

現代社会では、不規則な生活や精神的ストレスの蓄積により、心身のバランスを崩す人が増えています。心身のバランスを整え、調和を取り戻すのに有効なものとしてヨガは一般に浸透してきていますが、ヨガの中でも「身体」にフォーカスして行うのがポーズをメインとしたハタヨガです。それに対し、ヨガニドラでは、基本的に寝た状態で私たちの「マインド」に直接的に働きかけます。

 

ヨガニドラを知らない人が見たら、ただ「寝ているだけ」の状態に見えるかもしれまん。しかし、ヨガニドラとは

●身体への各部位に意識を向けるボディスキャン
●呼吸法
●ビジュアライゼーション(視覚化)
●アフォメーション(自分に対する「宣言」を内側で唱え、潜在意識に働きかけること)

等といった手法を組み合わせて行う、体系化されたヨガメソッドです。

 

深い自己の内面と繋がる覚醒状態へ

意識を、起きていない、寝ていない、夢見ているのでない、状態へと導いていきます。深いリラクゼーションの覚醒状態。目覚めと睡眠の間に訪れる、まどろむような心地良い状態です。同時に常に外側に向いている感覚器官というアンテナを内側に向け休めています。脳波は、アルファー派とシータ派にあり、癒しと回復が起こります。

 

人の意識は、「顕在意識」と「潜在意識」に分けられます。ユングは、氷山に例えて説明しています。顕在意識は、海面に出ている氷山の一角に過ぎません。意識全体のほんの一部分(5~10%)です。

海中に沈んでいる部分、つまり意識の大部分は、潜在意識によって構成されています。この潜在意識には、過去の経験や自分が持っている知識、見聞きしたことによって感じた印象や思考、すべてが記憶されています。日々たまっていくストレスは、すべて潜在意識の中に沈着しています。

そして、私たちの行動や思考は潜在意識による影響を受けています。家の中を毎日お掃除するように、ポジティブで健康的な人格を保つためには、潜在意識に溜まっているメンタルなゴミを取り除いていく必要があるのです。

潜在意識の掃除

目覚めと睡眠の間に訪れる、まどろむような心地よい状態は、この2つの意識状態へアクセスし、潜在意識をお掃除することに繋がります。本来持っている心身の健やかさを妨げるような、心に深く深くしみついたネガティブな思考のクセやトラウマ、心配を手放します

心にポジティブな種をまき、本物の癒しへと導くヨガニドラ。是非体験、そして練習を継続してください。
何事も続けることで効果を得る事ができますが、特にヨガニドラは、深いレベルでの才能が開花します。

 

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